ウソ

こんにち洗浄!

突然だが皆さんは「ウソ」をついたことがあるだろうか。私は嗜む程度だ。


もちろん嗜むなんてウソ、本当はウソつき有段者、それも赤帯である。

ウソつき家の赤帯というのは空手家でいうところの黒帯、つまりtop of topである。そしてそして皆さんお察しの通り、『"真っ赤"なウソ』の「真っ赤」はこの赤帯が由来である。


ウソの歴史を少し語ろう。起源は古代タスマニア、日本へは江戸時代に長崎に伝わったのが最初と言われている。

ここで一般正常平々凡々peopleならこう思ったのではないだろうか。

「「「ウソがそんなに歴史ないはずないじゃん」」」

ーーーこれだけ『ウソ』が流通してしまっている現代から考えてみると確かに、ウソ臭くはある。だがちゃんと書物に遺されているのだ。紛れもない事実。古代人はウソをつかない正直人ばかりだったのだろう、羨ましくはあるが退屈そうだ。


では、ここで一旦ウソの知識について。ウソ知識ではない、『ウソの知識』である。

皆さんは「ウソ」と「マジ」を見抜くことが出来るだろうか。

勿論アマチュアのウソ、通称「アマチュウソ」は見抜けて当然である。だが有段者の私のウソ、「プロウソ」はーーー?


見抜けないのである。さて、ここに一体なんの違いがあるのか。

"ウソのディテール"

これである。

素人はウソをコーティングするのがヘタクソなのだ。プロは逆に上手い。違いはそこだけだ。そこだけなのだがーーーー見抜けない。


仮に、皆さんが体験した「事実」を脳裏に浮かべて欲しい。

文字に起こしやすく情景まで再現出来るだろう。ウソはそうはいかない。一から十までを創り上げなければならない。ハードルが高いのである。ここで、素人の皆さんにオススメしたいのが「事実をウソで塗り固める」こと。

この方法であれば、事実を混ぜているので如何にも「マジ」っぽい部分が細部に混在する。これが出来ればアマチュア脱出も夢ではない。



さて、いかがだっただろうか。これをココまで読んだ皆さんは今、ウソがつきたくてたまらないのではないか?友人、家族、知らんおっさん、誰でもいい。とにかくウソをついてついてつきまくれ。ウソを楽しむことができればそれに越した事はない。是非、楽しんで欲しいと切に思う。

ーーーよい、ウソ ライ(lie)フを!ーーー